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波長分散型蛍光X線 硫黄+塩素分析装置Sindie +Cl硫黄: JIS K2541-6、塩素: JPI-5S-73-2014 等XOS社

Sindie +Cl は水溶液、芳香族製品や軽油、ガソリン、燃料、原油、重質燃料などの石油製品の硫黄と塩素の両方の分析を1回の測定で最も簡単に正確な測定で提供する「2 in 1」装置です。
試料の前処理、ヘリウムなどの消費ガス、高温環境での複雑な操作は全く必要ありません。

測定範囲は、硫黄分析が Low range で 0.4 ppm ~ 5%、塩素分析 が High range で 0.3 ~ 3000 ppm の範囲で測定でき、1台で幅広い濃度の測定に対応しています。硫黄分析か塩素分析のどちらか1つだけの測定も可能です。

装置の操作は10インチタッチスクリーンにてシンプルで直感的な操作を提供。最新のソフトウェアにより最大30個の検量線の保存ができます。

試料カップはすでにフィルムがセットされている AccuCellタイプか、標準カップの選択が可能で、オプションとしてオートサンプラーも用意されています。

製品詳細

準拠規格 硫黄測定 : JIS K2541-7、ASTM D2622 / D7039、ISO20884
塩素測定 : JPI-5S-73-2014、JPI-5S-74-2014、ASTM D4929 part C / D7536
測定範囲 硫黄: 0.4 mg/kg (ppm) ~ 5 wt%
塩素: 0.3 ~ 3000 mg/kg (ppm)
検出下限 (LOD) 硫黄分析: 0.4 ppm
塩素分析: 0.3 ppm  ※共に300秒測定
定量下限 (LOQ) 硫黄分析: 1.5 ppm
塩素分析: 1.2 ppm  ※共に300秒測定
測定時間 標準 300秒 (10 ~ 900秒の範囲で設定可能)
ユーティリティ 不要 (内蔵減圧ポンプによる真空測定)
試料容器 標準カップ または AccuCellカップ (※フィルムおよび空気穴付き)
試料容量 5 mL (標準カップ) または 1 mL (AccuCellカップ)
検量線保存数 30 本
データ保存 50,000試験までの内蔵メモリ
測定操作 10インチタッチパネル式ディスプレイによる操作
オプション オートサンプラー
・8本掛け (標準カップ用)
・10本掛け (AccuCellカップ用)
インターフェース イーサネット、USB
電源 AC100V 50/60Hz 6A
寸法・重量 400 (W) × 550 (D) × 420 (H) mm、35 kg 

AccuCellカップについて

コンタミや異物の混入を避けることができる、あらかじめフィルムがセットされた試料カップ。従来のフィルムをカップにセットする煩雑な作業が必要がありません。また、試料カップにはあらかじめ圧を逃がす空気穴も設けられているので、カップに穴を開ける必要もありません。わずか1mlの試料をスポイトもしくはピペットで注入するだけで、迅速に、清潔に、そして正確に測定試料を準備できます。