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自動蒸気圧試験器 (3回膨張法)ERAVAPJIS K2258-2、ASTM D5191 / D6378eralytics社

ガソリンやジェット燃料などの石油製品、溶剤、揮発性液体、原油やLPGなどの蒸気圧を自動で測定する試験器です。ポータブルなスタンドアロンタイプですが、JIS K2258-2準拠の3回膨張法にて、最新テクノロジーにより安定した精度で蒸気圧の測定を行います。

サンプルをセットし、スタートボタンを押すだけで自動吸引によりサンプルを測定部に引き込み、設定温度での測定を自動で行います。低蒸気圧の測定モードもあり、高温で3点以上の測定を行い、自動計算により目的温度の蒸気圧を算出いたします。

オプションで10本掛けオートサンプラーが搭載可能。

8.4インチタッチスクリーンにより、直感的な操作性と試験状態の視認可を実現。コンパクト設計により場所を選ばず測定可能な画期的な蒸気圧試験器です。

製品詳細

準拠規格 JIS K2258-2、ASTM D5188 / D5191 / D6377 / D6378 / D6879、EN 13016-1 / 13016-2、IP 394 / 409 など
相関規格 ASTM D323 / D4953 など (相関プログラムによりにより試験結果を算出)
燃料スペック ASTM D910 / D1655 / D4814 / D6227、EN 228 
測定圧力範囲

標準仕様:0~1000 kPa
高圧仕様:0~2000 kPa

測定限界

0.5~0.7 kPa (測定温度による)
 ※ この値以下の蒸気圧測定は精度にバラツキが出る可能性があります

測定圧力分解能 0.01 kPa
測定温度範囲

標準仕様:0~120 ℃ (本体のみで駆動)
低温仕様:-20~120 ℃ (外部冷却器接続)

計算蒸気圧

-100~300 ℃
 ※ 測定温度範囲での多点測定により蒸気圧曲線を算出しての外挿計算蒸気圧を表示

温度制御精度 0.01 ℃
試料容量 10 ml (測定室内の共洗い含む)
測定最大粘度

標準仕様 :400 mm²/s
高粘度仕様:2000 mm²/s

サンプリング 内蔵ピストンによる自動吸引
サンプル本数

標準仕様:1本
オートサンプラー仕様:10本

測定結果 絶対圧 (Pabs)、総圧 (Ptot)、ドライリード蒸気圧相当値 (DVPE)、リード蒸気圧相当値 (RVPE)、(ASVP、シングル測定)
気相/液相比 0.02/1~100/1  (測定試験法による)
測定時間 約10分
洗浄 次サンプルによる共洗い
測定制御 タッチパネル式ディスプレイによる操作 (8.4インチ)
データ保存 内蔵メモリ100,000データ 
インターフェース イーサネット、USBポート x 4、RS232Cポート、オーディオ IN/OUT 
オプション ・10本掛けオートサンプラー
・低温用モジュール:-20~120℃ (冷却水の循環が必要)
・高粘度用モジュール:サンプル導入・排出口加温モデル
・低蒸気圧用モジュール:r= 0.1kPa (分解能 0.01 kPa)
・車載用DC/ACコンバーター (DC12V 8A)
電源 AC100V 50/60Hz 1.5A
寸法・重量 290 (W) x 350 (D) x 340 (H) mm、9.7 kg

 

ERAVAP 紹介動画

ERAVAP 操作説明動画