クリーブランド開放法 自動引火点試験器SetaFlash C-92JIS K2265-4、ASTM D92Stanhope-Seta社
SetaFlash C-92 クリーブランド開放法引火点試験器は、JIS K2265-4に準拠したベンチトップの試験器です。
大型カラータッチスクリーンでの操作で、最高400℃までの引火点および燃焼点を全自動で測定します。
ヒーターはプレートタイプを搭載し、ヒーター線の露出がありません。試験炎はガス式または電気式で、ユーザーによる切り替えが可能です。
また、試験エリアには風防スクリーンが設置されており、風による試験結果への影響を防ぎ、正確な結果を保証いたします。さらに試験エリアの各部品は簡単に取り外しが出来るため、洗浄などのメンテナンス性も高く、ユーザーの時間コストを削減します。
光学式の炎センサーを標準搭載し、万一の火災の際も迅速に反応し、消化ガスの噴霧を行います。消化ガスはラボのラインガスを接続することはもちろん、使い切りのカートリッジボンベのご用意もございます。そのため、どのようなラボ環境でも安全に試験を実施することが可能です。
統計品質管理 (SQC) ソフトウェアは、ASTM D6299 統計標準に従って、テスト結果、計算による平均値、標準偏差、標準誤差、再現性、および結果のプロットの詳細な分析を提供します。
製品詳細
準拠規格 | JIS K2265-4、ASTM D92、ISO 2592、IP 36 など |
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測定範囲 | 室温~400℃ |
試験モード | 引火点モード、燃焼点モード、サーチモード (引火点未知サンプル用) |
温度計測 | PT100 センサー (クラスA)、解像度: 0.1 ℃ |
加熱システム | プレート式ヒーターによる均一加熱 |
昇温速度 | 試験規格準拠、またはユーザー設定による昇温 (上限 17 ℃/min) |
点火源 | ガス炎 または 電気コイル (切替可能) |
引火検知方法 | 引火点: あらゆるサンプルタイプに対応可能な独自のイオン式引火検知システム 燃焼点: イオン式引火検知システム および 光学センサー |
試料容量 | 約80ml |
測定制御 | タッチパネル式ディスプレイによる操作 (7インチ) |
気圧補正 | 内蔵気圧センサーによる自動補正 |
QC機能 | QCチャートシステムによる品質管理機能 |
データ保存 | 7 Gb |
安全機能 | ・内蔵型光学式炎検知センサー および 不活性ガスの噴霧による消火機能 ・カートリッジボンベによる不活性ガスの供給 ・試験規格からの逸脱、または安全上の問題を自動検知 (ユーザーによるアラート設定も可能) |
オプション | アスファルトサンプル用自動膜払い器 |
電源 | AC100V 50/60Hz 6A |
寸法・重量 | 385 (W) × 450 (D) × 240 (H) mm、15.5 kg |